親の家を相続して売るときにかかる税金について 親の家を相続して売るときにかかる税金について

例えば、1,500万円で買った不動産を2,000万円で売却すると、利益部分の500万円に対して一定の税率を
かけたものが税金として納めなければいけない金額となります。
また、不動産売却時には税金以外にも、仲介手数料などの諸経費もかかってきます。

利益部分(譲渡所得)=「売却価格」(売った金額)-「取得費」(買った金額)-「経費」(譲渡経費)

◆「取得費」(買った金額)
相続で取得した不動産の場合は、被相続人が生前に購入した金額を取得費として引き継ぐことになります。
土地の場合は購入金額がそのまま取得費になりますが、建物の場合には建築(購入)金額から減価償却相当額
というものを差し引く必要があります。
なお、購入金額には以下のような費用も含めることができます。相続する際に支払った、
登録免許税も含めることができます。

・登録免許税・不動産取得税・印紙税
・借主がいる物件を購入する際、借主の退去費用
・土地の造成費用、測量費、解体費用

所得税等 = 譲渡所得 × 税率

<税率>
◇短期譲渡所得 所得税30%+住民税9%=合計39%
◇長期譲渡所得 所得税15%+住民税5%=合計20%

なぜこのような税制になっているかと言うと、土地転がしを抑制するためです。
転売転売で利益を取り続けるような売買を防ぐためです。
本当に必要で土地が欲しい人が取得できないようになるのを防ぐためです。

ただ特例があり、「居住用財産の売却における3,000万円の特別控除」というのがあります。
個人がマイホームなどの居住用財産を売却した場合に「3,000万円の特別控除」という制度を
適用することができます。短期間でマンションを売却して売却益を出しても、税金を納めなくても
よい場合があり、この制度は所有期間の長短に関係なく使える制度ということです。

この制度を使うと、売却により利益を得ても税金を支払わなくてもよいケースがあります。