定礎もおもしろい
こんにちは。金澤です。
ようやく春らしい気候になりましたね!
桜も少しずつ咲き出していますね。
この時期花粉症の方、また黄砂も飛んでいるとのことで
対策のマスクなどをしてお体に気を付けてお過ごし下さい。
前回、境界標を探しながら歩くのが面白い
と書きましたが、もう一つ面白いものがあります。
「定礎」(ていそ)です。
ビルとかマンションの南東隅か正面にあるやつ。
建物を見てこれは1970年代に建てられたものかなあ
1950年代?1960年代?
と、推察して定礎に書かれている年代を見て
当たったとか外れたとか、楽しんでます。
結構当たるというか、見る目があるんですよ。
この定礎ですが、もともとはヨーロッパの石造り建築に
おける礎石の位置を定めた際に行う「定礎式」に由来して
いるらしいです。
これが、明治期に西洋建築を建てだした日本にも受け継がれ
今の形になったそうです。
定礎式の際に定礎箱を埋め込むらしいのです。
中身は氏神様のお札、建築の図面、写真、新聞、硬貨など
いわば、タイムカプセルですね。
基本的には建物を取り壊す時しか開けないのだそうです。
わくわくするのは僕だけでしょうか?
この記事を書いた人
金澤 浩一郎(寝屋川店)
お客様に寄り添った、気さくに相談できる営業マンを目指しています。